巨大な岩石とオモコロのイベントを見た話

「なんか面白い体験をしたい」と言う友人がいる。私も面白いことはやりたいので、一緒に伊勢神宮で限界まで浄められ、その足でニューハーフバーに行ってお姉さんにめちゃくちゃ怒られたり、死ぬほど寒い高野山で肉を絶って僧侶としての修行を積み、その足で新世界に行って串カツを食べたりした。

そして今般「なんか大阪にめっちゃでかい岩を登ったり降りたりする修行ができる神社があるらしい」という情報を掴んだ我々は、真相を確かめるべく当該地へ向かった。その名は磐船神社

 

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巨石信仰というものらしく、いたるところに転がっているとんでもない大きさの岩が神様的なアレらしい。そして、そのデカい岩が重なり合った隙間をくぐり抜け、滑り降り、よじ登って、無事に生還できれば、当該デカい岩の神様が護ってくれるらしい、的な話らしい。

 

なお、修行場内の写真撮影は禁止(上の写真はギリギリ外)。バシバシ写真を撮りたかった私なぞはかなり不満だったが、なんでも撮ってる最中に滑り降ちて死んだり、携帯を落として何やかんやで死んだりする可能性があるかららしく、実際人が死んでいるそうなので全く笑えない。

とはいえよっぽどのことがない限り死にはしないだろうので「まあ余裕っしょ(笑)」くらいのノリで参拝したが、ところが巨石神は蚊を殺すくらいのノリで我々を殺しにかかってくる。ここ数日降り続いていた雨のせいでだいたいの岩が濡れていて滑る滑る。

終わったときには完全にドロドロだったけど、命はあったので巨石神に打ち勝ったと言っていいと思う。俺がナンバーワンなんだよ!!!

 

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と調子に乗っていたら完全に帰り道を見失い、徒歩で奈良に着くなどした。しかし、神々の守護を受けた我々は最強なのでその後無事に鶴橋に戻り、焼肉をガンガン食べスーパー銭湯で2時間ダラダラした。守護を受けてるからダラダラしたってバチは当たらない。

 

 

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さて、楽しい昼を終え夜には道頓堀に行かなきゃいけなかった。大阪で初めて開催されるオモコロのイベントに行く必要があったので。

オモコロはグチョグチョライフというかなりシュールな連載があったころから読んでいるけど、最近はARuFa氏とか面白いライターも増えて毎日楽しみにしている。

 

今日のイベントは参加型の大喜利をやってみたり、永田原宿コンビのシャッフル特集チックなコーナーがあったり、東京メンバーの生中継があったりと、かなり意欲的な内容でずっと楽しめた。昔からのファンも新しいファンもゲラゲラ笑ってたんじゃないかな。不満はスライドの字幕が見えづらかったことくらい。

実在するARuFa氏を観測することもできたし大満足。またぜひ大阪でやってほしい。そしてなんかオモコロの人間はめちゃくちゃカツアゲとかされてほしい。

今日見た夢の話(2016/6/30)

昨日はいよいよ腰が痛んだのでさっさと退社したところ、帰り道で会社の先輩と遭遇した。

この先輩というのがものすごくて、昔は営業部で働いていたがあまりにも仕事ができすぎて「もう俺はこの仕事を全クリした」と悟り、さっさと異動届けを出して今の部署にやってきたという猛者である。当然今の部署でも仕事がおそろしくできるので非常におそろしい。

その先輩と仕事のことを話しながら帰ったからなのか、家に帰って寝たところ夢に先輩が出てきて、「俺この部署も全クリしたからキャリアアップのためにもう一回営業部に異動するわ。今までありがとね」などと言い始めた。

起きてからしばらくは夢と現実の区別がつかなくて、これからの仕事の分担はどうしよう、引継ぎがちゃんとなされていないのはどうしようなどと心配したが、よく考えたら先輩が部署にいる世界線だった。きちんと戻ってこれてよかった。

日記(2016/6/27)

仕事終わりにいくばくか酒を飲んで、居酒屋を出たら雨は土砂降りだった。街灯越しの線と、アルカラの新曲と、服に染み付いたタバコの匂いと、諸々勘案するとなかなか悪くない雰囲気、なんじゃないの、という感じ。

 

帰り道に本屋に寄って町田康の新しい小説を買った。町田康の小説のなかでも時代物はあんまり好きじゃなかったから、これは相当の覚悟が必要だった。でも数少ない友人のひとりが面白いと言っていたので。

彼は乱暴な言葉づかいをするところはあっても音楽と本のセンスは良いし、撮る写真も格好良いし、ラーメンと酒が好きなところも、仕事への姿勢も素敵だと思うし、たぶん買った本も間違いないと思う。

 

そういえば昨日は良くないことがあったというか、いらないことを思い出したというか、かつて好きだったり嫌いだったりしてた人のことを考えてイライラしました。

でもどうにかして何とかかんとか落ち着きたいし、信頼できる人間の薦める小説を読んで、雨をジロジロ見て、アルカラの新曲を延々とループして、明日になって、また仕事に行く。社会人だし。

「旅行で観光地に行くな」という人間を想像で殴る

実際にいるのかはわからないけれど、何か「旅行行くの?……えっ、観光地行くの?(笑)何それニワカじゃん(笑)そんなのどこそこを本当に楽しんだとか言えないでしょ(笑)」などと発言する人間っていそうだなと思って、そのような架空の人間に対して殺意を抱いていた。

 

そういう発言に対して余は思うんだけど、観光地ほど簡便に雰囲気を楽しめるところはないわけよ。観光地はニワカだから、本場を楽しみたいならどこそこへ行け。などと言ってるやつは本場のめんどくささを何にもわかってない甘ちゃんなのであって、そのうち何をするにも本場が云々とか言い出してゴミを燃やしては海にまいたりするに決まってる。

 

そもそも考えてみてほしいのだが、何がしかの本場というのはだいたい、もう十中八九は辺鄙なところにあるわけだけれども、これは要するに田舎ということになる。

そして田舎にはだいたい森か水か土くらいしかなく、しかも住んでいる人間も十中八九陰湿なので、やってきた人間をジロジロと見てはあの人は誰ですのん?見かけない顔ですわな。あの鞄はどこそこのブランドのもんでっしゃろ。たっかい鞄ですことやろなあ。ぬほほ。などと言っては目を合わせているのだから恐ろしい。

そうして不快な思いをしながら助平のような舐め回す目をくぐり抜けて、ようやく何がしかの本場のメッカにたどり着いたとしても、だいたいは寂れているかよくわからない古臭いフォントの看板が立っているのみであり、ちっとも楽しくないものと相場が決まっているのである。あと、そういうところで売られているうどんは大体まずい。

 

ちなみになぜそういうことに詳しいかというと当の余がそのような腐れ田舎の聖地に住んでいるからであり、なんでもかんでも本場がええとか言っとるんちゃうぞっ。本場なんてもんにそこまで価値はないし何が価値かを決めるのは、そう、何よりも輝くユアハートなのだから……と思います。そういうわけで面倒な思いをする前にさっさと観光地に行ってチャーハンでも食べて帰ったほうがよい。そうしなさい。

 

日記(2016/6/22)

朝からワイワイ緊急事態だったため昼休み抜きでぶっ通しで定時まで働き続け、ふと「あ、お腹空いた、そして働くことに疲れその他全てに疲れました」と思ったので、そのまま退社して居酒屋に直行した。

そして行きつけのファビュラスな居酒屋で、刺身と天ぷらとマカロニサラダと何がしかのバゲットを食べつつ常連客と楽しく語らっていたところ、

「オカルトとか好き?」

「いやー興味ないですねー」

「じゃあ君はいったい何が好きなの?」

と、常連客がいきなり根源的な問いかけをしてくる神、みたいな状態に転生してしまったので、私は「うーん、ラーメン?」とその神、のような顧客に返答して居酒屋をあとにした。

 

居酒屋を出ると雨がしとしとと降っているが職場でブラインドを下ろしている間は雨なんか降っていることすら知らなかったのであって、つまり雨なんて浴びない限りはどうだっていい。雨が気にならないなら傘だっていらない。と言いながら傘を差したのである。

そうしてラーメンを食べたくなったので、ラーメンを食べるときだけ呼び出す友人を呼び出してラーメンを食べ、家に帰って今わたしはなにものであるのかということについて考えている。根源的な問い。

 

読んだ本の話(2016/6/6〜6/17)

最近マジで町田康椎名誠くらいしか読んでない。

 

▼短歌ください その二 / 穂村弘  

この前読んだ『短歌ください』の第二弾。今回もカッコいい短歌を詠んでる人がたくさんいてビックリした。カッコいい短歌詠む人ってすごいよなあ。羨ましすぎて才能に嫉妬する。そして自分も短歌を詠みたくなる。

 

▼どつぼ超然 / 町田康

どつぼ超然

どつぼ超然

 

町田康の書く文はわけがわかんなくて好きだ。

これはかなりエッセイ寄りの小説なんだけど、一人称が「余」の町田康が死に場所を求めてウロウロしつつ被害妄想に取り憑かれまくってお下劣な暴言を吐き続けるというイカれた内容で、声を出して笑いながら読んだ。本を読みながら笑い声をあげたのは久しぶりだった。

読み終わってからこれはさぞAmazonでも高評価に違いないと思ってレビューを見たら、結構ボロクソに叩かれててもう一回笑った。レビューはボロクソだけど面白いから絶対読んでほしい。ほほほ。善哉善哉。

 

猫のあしあと / 町田康 

猫のあしあと (講談社文庫)

猫のあしあと (講談社文庫)

 

『どつぼ超然』に比べると町田康テイストが抑えられていて割と読みやすい猫についてのエッセイ。猫が可愛い。割と死にフォーカスされているから悲しい話も多くて、いつかわたしの家にいる猫も死んだ猫になるのかと思うと悲しい。でも猫だからなあ。仕方ない。

日記(2016/6/15)

短気なので最近は仕事で毎日誰かしらに対して怒っており、今日もキレていたため血圧が急上昇しその結果ぽっくりと死んでしまうのだ。ワハハ。その死に顔はあまりにも美しく後世には絵画のモチーフになり語り継がれていくだろう。しかし実際には死ぬこともないしただ怒り狂った会社員がいるだけである。

 

そんなことより夜にマラソン大会があったのでさっさと定時退社して大阪城公園まで走りにいった。

オタクだからこのご時世に回レ!雪月花を延々リピートしながら10キロ走った。オタクは何かあるとすぐに回レ!雪月花を聴きます。

 

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楽しかったし意外とちゃんと大会してたしボランティアの人も優しくてよかったけど暑い。バナナとヴァームはうまかった。暑いのが悪い。