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社会人になってよかった

家を出たあとに、ハンカチを忘れたことを思い出す。このご時世、ジェットタオルなんてどこにだってあるし、1日くらいハンカチがなくても生活はなんとかなる。でもそんなときに、デパートにふらりと寄って、可愛らしくて質のいいハンカチを1枚買う。

ヘアケアのために少し上等なブラシを買う。本屋で目についた本だって、1万円近くする専門書だって買える。すてきな香水をつけていい気分だから、帰り道に無花果ジェラートをつい食べてしまう。大切な人に会う前には絲山秋子の『袋小路の男』さながら、パステルカラーのランジェリーを新調する。

 

そういうとき、社会人になってよかったと思う。

アクティブと非アクティブの境界線について考えている

ここのところ、アクティブと非アクティブの境界線について考えている。

高校時代はともかく、大学時代は確実に友達っぽい人はいた気がするけどとにかく空虚っぽい空気が私を包んでいた。遊びには行くし休みの日も予定でいっぱいだったけれど、ひたすら虚しかった。社会人になるとそいつらとは漏れなく連絡をとらなくなったので、どこかで、ああ、やっぱりな、と思った。

かろうじて連絡をとりあう友人もほとんど遠くへ行ってしまった。別にさみしくなかったけど時間を持て余したので、マラソンとロードバイクを始めた。あるいは写真。またはダーツ。バイオリン。海外への一人旅。ラーメン屋と居酒屋めぐり。その他もろもろ。

そうしたところ当然スケジュール帳は何がしかの予定でいっぱいになるし、周りの人間からは「アクティブねえ」などと言われるようになったが、はて、アクティブって何なんだろう?確かに外には出ているが、全部自己完結している趣味でしかなくて、店員等との一期一会の薄い出会いなんて繰り返したって家で寝てるのとあまり変わらない。

きっと、アクティブとはたぶん心的にきちんと繋がった誰かとの繋がりから生まれる何かを指すんだと思うし、私の昼寝の延長線なんてアクティブとは程遠い。と思う。いつか本当にアクティブな人間になれるだろうか。

日記(2016/9/10)

大学時代の友人が大阪に来るというので、連れ立って朝一番の映画館へ出かけた。双方オタクのため「君の名は。」を見た。2回目だったけど新しい発見もあったので、やっていってよかったという気持ちになる。

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映画を見終えたら心斎橋へ行く。ほとんどが複数名の女性客の中、ひとり50分間無言で並び続け入店したミッフィーカフェは、可愛らしいはずのBGMの音飛びが激しくてちょっとだけこわかった。でも可愛いから全てが許される。

 

夜にはグレイプバイントライセラトップスのライブを見にオリックス劇場へ。

両バンドには、同じ年にデビューして切磋琢磨したライバルだし盟友でもある、なんて美しい背景がある。良い話。そんな両バンドのボーカルが背中合わせにギターを弾くとか、構図として美しすぎると思う。

あとグレイプバインのボーカルはMCのときに関西弁の低い声でひたすら毒を吐くんだけど、これは個人的な嗜好として非常に良いですね。

 

そんな余韻もそこそこに、家に帰ってお風呂に入りながら、仕事のことを2、3考える。

実は現在進行形でトラブルに立ち向かってる仕事の案件がある。一方で「立ち向かうしかないって思ってたけどコストがかかるだけだし、もしかして諦めたほうが早かったんじゃないか。立ち向かおうとするのは私のエゴじゃないか」とか思ったりして。

でも課長が「絶対に負けられないから、この選択は間違ってなかったよ」と言ってくれたことを、ふと湯船の底から掬い上げるみたいに思い出して、少しため息をつく。色んなことをやっていくしかない。

今日見た夢の話(2016/9/8)

モンゴルの薄暗いショッピングモール然とした通路を誰かと一緒に歩いていると、突如ポップでキャッチーでキッチュな美容院が出現した。

露店サロンの店主は私を見ると笑顔になり、しきりに髪を切るように勧めてくる。同行人が「そこまで言うなら切ろうかな」と言った表情を浮かべる一方で、私は先日切ったばかりの髪をひたすら撫でつけるしかない。髪はまだ伸びない。

映画『君の名は。』を見た話(ネタバレなし)

今年度上半期で一番楽しみにしていた映画が公開されたので見に行った。

 

 

もともと新海誠はちゃんと毎作目を通す程度には好きだし、今年に入ってからは映画館でもかなり予告編が流れていたので期待していた。

予告編ではRADWIMPSが歌うポップな主題歌が前面に押し出されてて、「あっこれ絶対キラキラな青春恋愛モノだ」と思っていたので、全然予習もしていなかった。映像美と青少年の初恋と切ない別れでも楽しんじゃうよくらいの気持ち。

そしたらもちろん絵は綺麗なんだけど意外と話は重たいし、中盤からはごちゃごちゃしたシリアスな展開になってきて、ポカーンとしつつ最後はボロ泣きした。同行者も泣いてたからウケた。

いい映画だと思うしもう一回見に行く。

 

ていうか予告編1と公式サイトのイントロダクションくらいしか読んでなかったんだけど、他の予告編を見たら意外と甘酸っぱいだけじゃないのは示唆されてたのね…完全に予告編に騙された気持ちでいっぱい。いい意味で。

 

 

ところで気になる点があるとすれば要所要所でRADWIMPSが色んな曲を突っ込んでくることで、RADの歌詞がピュアピュアハートな感じがするからちょっと笑ってしまう。主題歌が『前前前世』だってことしか知らなくて、他にも曲を提供してると知らなかったからなんだけど。

でも他の曲はともかく『前前前世』は結構疾走感溢れる感じでカッコよくて(BUMP崩れという意見は分かるが)、特に映画前半の王道青春ストーリーとマッチしてて良かった。

主人公2人の入れ替わりとか色んな問題とか、大人なら他にも解決方法はあるのかもしれないが、たかが高校生みたいな少年少女にはもう走ることしかできないわけで。事態を打開しようと思った彼らが走るのは当然で、そういう仕掛けとうまくハマっていたと思う。

個人的には主題歌なんだからエンドロールでも聴きたかったなとは思ったけど、そうしたらクドいかな。でもRAD自体はそんな好きではないし、そう何曲も聴けなくてもいいかな……

 

なお『前前前世』のPVでは野田洋次郎きゅんがわけのわからんおかしな帽子を被っており、その帽子だけで映画の余韻も何もなくなって笑えるので良いですね。

 

映画の考察はあと何回か見に行ったらやる。

モンゴルへ行く準備を進めている話(2)

前から言っているけど来月頭にモンゴルへ行く。モンゴル国際草原マラソンに参加し、外国人枠で優勝して羊をもらうために。しかもなんと今年のモンゴル国際草原マラソンにはアイドルグループのでんぱ組.incも来るらしい。りさちー!えいたそー!

 

とりあえず下準備として変換プラグを買った。

モンゴルは日本とプラグの形状が違うらしいので。しかしこれがモンゴルで使えるのかは全くもって謎。

 

ホテルはウランバートルで一番評価の良かった某外資系ホテルを予約したし、モバイWi-Fiのレンタル手続きも済ませた。あとはハイヤーの手配くらいかな。

早くモンゴルでりさちーとえいたそと羊と一緒に写真を撮りたすぎる!

 

今日見た夢の話(2016/7/25)

朝の5時くらいに尿意を催して目を覚ますと、どうにも部屋に虫が入り込んでいる気がする。それもハチ。刺されたくない一心で尿意を我慢しつつ頭まで布団をかぶったら、ハチまで布団の中に包まれてしまったようで、頭の後ろから怒り狂ったハチのジジジ…という羽ばたきが聞こえる。こわい。パニックになって頭を動かすとハチが潰れた音がした。完全に目が覚めて恐る恐るカーテンを開けたがハチはもういなかった。