読んだ本の話(2016/1/10〜1/11)

これでスルーされなくなるだろうか。


▼スルーされない技術 / 石田章洋

スルーされない技術

スルーされない技術

最近、仕事で提出した企画書が通らない等、いわゆる「スルーされる」ことが多かったが自分では何が足りないのかがわからなかった。ので読んだ。
書いてある内容自体はありきたりというか、例えば「伝えたいことはなるべく短く簡潔に」とか「ネガティブな言葉はあまり使わないように」とかそういうものばかりだが、自分がそれを実際にできているかと言われるとそうでもない。色々チクリと刺さることが書いてあるが、自分の話法の悪い点については再認識できたのでまずは書いてあることを実践してみようと思う。
なお、巻中には「実際に使えるツッコミ集」のようなコーナーがあるが、笑えるくらい使えないなのでぜひそこだけでも読んでほしい。


▼「普通がいい」という病 / 泉谷閑示

「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)

「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)

同僚女性に勧められ買ったものの積んでいた本。著者は精神科医だが、「本当の自分、本当の心や精神とは何か」といったことを詩やら戯曲やら宗教から色々引っ張ってきて論じている。
私は哲学的・宗教的なところについてあまり興味がないし心がどうこうなどという話もあまりピンと来ない。ただウッと思う点があったとするならば「生きがいを他者に求めるべきではない、他者を助けるという名目で欲望を混入させてはならない」という一節だ。
私は今会社でとある事業を任されているが、そこに自分の欲望を過分に混入させていないだろうか。成功させて認められたいだとか他人を助けて万能感に浸りたいだとか、そういう思いを捨て去ることは難しい。けれど、それで他人や仕事のことを必要以上に振り回したり自分が振り回されたりするのはあまり良くないことなんだろう。
本書の趣旨とは外れるが、仕事との関わり方について考えてしまった。


残穢 (新潮文庫)

残穢 (新潮文庫)

ただただおそろしい話だった。ホラー物なんて読むものじゃない。