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読んだ本の話(2016/5/2〜6/5)

長らく本を読んでなかった。なんでだろ。仕事が忙しいからかな。仕事許せないな。


▼ゴランノスポン / 町田康

ゴランノスポン (新潮文庫)

ゴランノスポン (新潮文庫)

だいたいわかってたけど町田康だ。爽快な読後感なんてないし嫌な気持ちになることもあるけど町田康だから仕方ない。もう正直どれがどんな話だったかあまり覚えてないけど、全話ともあまりいい結末じゃなかったことだけは覚えている。でも面白い。文体と疾走感を楽しむための本。


▼週末台北のち台湾一周、ときどき小籠包 / 吉田友和

まあこっちはこっちというか、作者はあんまり言葉選びが得意じゃないのかなとか、本筋よりそういうところが気になってしまった。たぶん後にも先にも「フォトジェニック」を4回、「瀟洒な」を3回も使う文章は読むことはないんじゃないかな。
中身はだいたい旅レポ。台湾に行きたくなったし行程はちょっと参考にしたくなった。今年も台湾に行きたいなー。


▼短歌ください / 穂村弘

短歌ください (ダ・ヴィンチブックス)

短歌ください (ダ・ヴィンチブックス)

短歌を詠める人はユーモアがあるし知的好奇心もあって賢いんだろうなと思う。本書は雑誌「ダ・ヴィンチ」の連載をまとめたもので、読者が応募した短歌をひたすら評価していくという形式の本だけど、この応募作が総じてハイレベルだからすごい。何とも言えないおそろしさを感じる歌とか、甘酸っぱかったり爽やかだったりする歌だとか、世の中には鋭い感性を持ってる人がたくさんいるんだなーと感心してしまう。
私も短歌を詠んでみようかななどと思わせてくれる良書。