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日記(2016/6/12)

朝9時に起きて洗濯をするという模範的日本人の休日をやってみせたのに、昼過ぎには雨が降り始めたのがマジで許せなかった。雨に対する憎悪、社会への反抗心、ワルぶりたい気持ちでいっぱいになって、昼からハニーウイスキーとレモン汁をぶち込んで2杯も飲んだ。ワルだから。

それでベロベロになりながら町田康の『猫のあしあと』を読んだら意外といつものアホみたいな文体じゃなくて、それどころかちょっと泣かせる雰囲気すらあって、酔っ払いだからメソメソ泣いた。そのあと野球をつけたら阪神はなんかボロ負けしてるしもっと泣いた。

 

そのあとは映画をチラ見していたものの唐突に中華料理が食べたくなってきたため1時間かけて大阪府くんだりまで出ていったが、中華料理店の人間は17時半のわたしを一瞥して「今日は予約でいっぱいなんですわ」と言い放った。奥さんまだ17時半でっせと言いたいが予約でいっぱいなものは仕方がない。

ほんなら茶でもしばき倒したりますかな。ほほほ。と言いながらLOVELYな喫茶店まで足を延ばすとそっちはそっちで何故か閉まっている。じゃあやっぱり中華にすっぺな、中華なんてどこでもおんなじでんがな、とうろついて見つけた店には客はおろか店員すらおらず、もういいよコンビニで炒飯買って帰るもーんと思ったらその炒飯すら売っていないのである。どあほっ。どないせえっちゅうねん。と町田康を読んでいた私は町田康の作品ばりに叫びたくなったが、世間は町田康の作品ほどおかしくないのでやめて家に帰った。

 

結局家に帰って自分で炒飯を作って食べて、見かけのインド映画『きっと、うまくいく』を最後まで見て満足した。アーミル・カーンはチャーミングだし、インド映画だからいきなり踊り始めるし、伏線はきっちり回収するし、文字通り笑いあり涙ありの良い映画だった。最近良い映画に当たる率が高くて嬉しい。もう寝る。