10代のころ(ちょうど10年前くらい)、中崎町をよくぶらついていたけど、喫茶いちごなんか見向きもせず通り過ぎていた。当時はちょうど綺麗でかわいいリノベしたカフェが流行っていて、そっちに行くほうが楽しかったんだよね。
ところがアラサーにもなると「レトロ風」じゃなくて本当の喫茶店のほうが気楽に過ごせるようになってくる。キラキラがチカチカに変わってくる年頃、なによりも喧騒から離れられる時間を求めているからかもしれない。
いちごはレトロとか昭和とかを超えてもはや雑然としすぎている感もあるんだけど、それもまた親戚の家みたいで趣がある。
いちごの定番はもちろん苺ジュース。付け合わせに果物がついてくるのが嬉しい。
いちごのマッチ箱、ネットで見る限りではそこまでピンときてなかったんだけど、実物を見るとかなりいい。両面ともヘタウマなフォントがゆるくてかわいらしい。定規で引いたような黄色のボーダーもいいアクセントになってる。