いろいろとむずかしい

先週末には仕事を無事納め、つかの間の東京散策。
予定を詰め込みすぎて消耗した感もあったものの、友人みんなの顔を見ることができて良い旅行だった。
じきにオミクロン株が流行してまたしばらくは東京に行けなくなるんだろうか。近いようで遠い日々が続く。


クリスマス、人から結婚を前提としたお付き合いと来年中の同棲開始を打診されて、嬉しいは嬉しいけどかなり動揺した。
他人に対して恋愛感情をどうしても抱けないことは前々からずっと悩んでいて、一方で孤独感自体はうっすら感じるし、恋愛感情が介在しない共同生活を誰かと送ることができるならそれが一番よいと思っていた。
とはいえその機会がこんなに急に自分の前に現れるとは全く思っていなかった。お誘いは本当にありがたいし、なかなかないことだとも思うけど、たぶん引っ掛かっている理由は相手との気持ちの温度差だろうな。向き合って答えを出さないといけない。まだ人生に向き合いたくなかったのに…あーあ…。


M-1グランプリ2021。アナザーストーリーまで見てようやく1年が終わったような、アナザーアナザーストーリーを見るまで終われないような気持ち。
今年の大会は錦鯉の感動的な優勝とオズワルドの苦難がクローズアップされがちだけど、個人的には今回「個性派」等と称されていた初出場組、真空ジェシカ・ランジャタイ・モグライダーをかなり応援していたので、この3組の躍進はとても嬉しかった。

でも前評判を打ち破れなかった気もして悲しいような…。アナザーストーリーでも「錦鯉の優勝を喜ぶ『非吉本』の『アンダーグラウンド芸人』の絆」みたいな扱われ方しかされてなくて、ウオー全員錦鯉の引き立て役にするのをやめろ!!!となってしまった(アナザーストーリーがそういう番組だということはわかっているんだけど)。


特に真空ジェシカは以前からずっとファンで、ラジオもネタも真っ当に面白いし、二人の人柄を知れば知るほど「個性派」「くせ者」とかあるいは単なる「高学歴芸人」なんて言葉でコンテンツ化しないでほしくて。真空ジェシカに売れてほしいけど消費されないでほしい複雑な気持ちがある(面倒なファン)。
ていうか決勝の審査員コメント、軒並み「センスがある」一辺倒だったけど「センスがある」で片づけていいコンビじゃないぞ!!!真空ジェシカは!!!ちゃんと真空ジェシカを見ろ!!!


M-1のことは別記事で心ゆくまで書きたい。お正月が暇だったら。