異動することになった3(スリー)

本当に信じられないけど、またもや異動することになった。東京から名古屋に来て15ヶ月、次は生まれ育った地、大阪へ。
まさか2年も経たずに異動することになるとは思わなかった。といってもわたしが何かやらかしたわけではない。組織体制の変更、拠点の集約、効率的な云々……という事情で、自分が配属されていた拠点が取り潰されて集約されることになってしまったからだ。
自分が所属していたチームが木っ端微塵になるのは8年の社会人人生で2度目だけど、何回体験しても慣れるものではない。内示を受けた日の心拍数はずっと120を超えていた。


とはいえ久々の大阪生活、これが楽しみじゃないわけがない。
勢いでマンションを買ってしまおうと相当試算を繰り返したものの、どうも近々また転勤がありそうな雰囲気を察知して潔く賃貸へ。やっぱり大阪の家賃は高いし、すべて満足がいく物件は見つからなかったけど、日当たりが良さそうで収納もたくさんある広い部屋を借りられて一安心。何年住めるかわからないけれど、やっぱり愛着のある土地だしできるだけ長く住みたい。
メンタルもここ1年は安定しているし、このタイミングで同じく大阪に異動になった友達もいるし、きっと社会人になってから一番楽しい数年間になるはずなんだ……今まで転勤してきたぶん今度こそ定住させてくれ〜……


一方、振り返ると名古屋の街には愛着らしい愛着を持てなかったなという感覚がある。これは確実にコロナ禍で外出しなかったことが原因だし、時期が時期ならもっと色んなところに遊びにいって色んな思い出を作れたのになと思うと残念。少なくとも名古屋メシはわたしの口には合っていたし、もっと長く住んでいればもっと好きな街になっていたんだろうな。
今いる部署もなくなってしまうから、この会社に勤めている限りもう名古屋に住むことはない。あと1ヶ月、せめておいしいごはんを食べまくりたい。